私の雑貨スタイル

その8

雑貨親父のぼやき

雪が降り、友人にスノータイヤが欲しいなと嘆いたら お前は雑貨を買う金はあってもタイヤを買う金は無いというのはなんか変じやない と言われてしまいました。変、確かに変、でも 物はあっても金は無しが雑貨店、訂正、これは私だけ、とにかく数字が苦手といいますか何事も大雑把でどんぶり勘定で生きてきただけに何かしら売れると後先考えずに買ってしまう。子供は三人いますが全員 雑貨嫌いで顔を会わせれば死ぬまでに綺麗に片付けてから死んでよねが彼らの口癖、時たま本当に俺の子かなと訝しく思ってしまう、それにしても冷ややかで刺々しさは我が家だけのことだろうか、テレビドラマで見られるような親思いの言葉はなぜ出てこないのだろうか、死ぬまでに、死ぬまでに、と明日でも死んでしまうような口調に怒鳴りたくなるのですが自分を見、女房を見、思うんです、こんなもんかなと、でもですね、鳶が鷹を産むのごとく一人ぐらい真っ当な子供がいても良さそうなものなのに、人生はままならない。