私の雑貨スタイル

その7

無いお金と無い頭、残された道は?

 

どんな商売でも立地がものをいいます、東京や巨大都市や観光立地ならまだいけるでしょうが地方の裏寂れた雑貨店はどう生き延びてゆくのか、時代にそぐわない店は衰退はやむなしとしても何か光を見いだし少しでも前にすすまなくては一回限りの人生が負け戦になってしまう。とはいえ、無い頭では限界があるんですよね、それにSNSの力といっても自分が、店が、一体なにが売りか分かっていなくては発信するにも発信のしようがないわけで、雑貨店に限らずいろんな業種の個人店が正念場にあることは確かなんですよね。

昔の子供たちがわずかな小遣いをもって通った駄菓子屋が今、100均となって子供も大人も通っている。社会が豊かになって物があふれ今まで捨てて言った物がリサイクルされて売る方も買う方も喜んでいる。人の多様性を受け入れて店づくりした便利屋コンビニ。みな時代の流れのなかで進化した個人店であって、人間にかかわらず生き物は環境の変化に適応しなくては滅びるしかないんですよね。そうであるならばここは無い頭をさらに絞りこんで知恵を出しきらなくてはこの荒波の時代は乗り越えられないんじやないでしょうか。商売をしている以上、これでいいという安寿はないんであつて雑貨店も外見の楽しさとは裏腹に結構しんどい商売なんですよね。